(終了)【イベントのお知らせ】第17回GEI有志会・11/12特別セミナー「SDGファイナンスの新潮流」(Zoom会議)

【共催 多摩大学社会的投資研究所】
第17回GEI有志会

特別セミナー SDG ファイナンスの新潮流
—SDGインパクトが目指すファイナンス手法の標準化 —

国連持続可能な開発目標( SDGs )の達成に向けた国際社会の取り組みが進展しています。これに伴い、ファイナンス手法の標準化に向けた動きも加速しています。国連開発計画(UNDP)が、インパクト・マネジメント・プロジェクトとパートナーシップを組んで進めている SDGインパクトもそのひとつです。

SDGインパクトは、 SDG達成を目指すビジネスとインパクト投資家の意思決定に SDGs へのインパクトを統合する枠組みとして SDGインパクト・スタンダードとその認証システムの構築を目指しています。現時点で、プライベート・エクイティ向け、 SDGボンド向け、そして事業者向けの 3 つの SDGインパクト・スタンダードが提案されており、今後、認証システムが動き出せば、 SDGビジネスへの投資が一気に加速することが期待されます。

今回のセミナーでは、この SDGインパクトに推進委員として参加しており、GEI主催者の一人である渋澤健氏(シブサワ・アンド・カンパニー株式会社代表取締役)が、 SDGインパクト・スタンダードの概要と可能性についてお話しします。

さらに、グローバル経済が、株主資本主義から関係資本主義へと移行し、新たなビジネスの成長領域として SDGsが注目を集めている中、日本企業は SDGインパクト・スタンダードをどのように導入していけば良いのかについて、ビジネス・金融の双方から徹底的に討論します。

できるだけ多くの方々のご参加をお待ちしております。

【日 時】 2020 年 11 月 12 日(木) 午後 6 時 30 分から 8 時 00 分
【会 場】 ZOOM  会合(参加者に追ってアクセス情報をご連絡します)
【講 師】 渋澤健(シブサワ・アンド・カンパニー株式会社代表取締役)
【討論者】 河口真理子(立教大学特任教授)
      黒田由貴子(株式会社ピープルフォーカス・コンサルティング創業者)
      佐々木清隆(一橋大学大学院金融戦略・経営財務プログラム客員教授)
      堀内勉(多摩大学社会的投資研究所副所長/同大学院教授)
【モデレーター】小林立明(多摩大学社会的投資研究所 主任研究員)


【参加費】  1,000 円(研究所の個人・法人サポーターは無料)
【申込み】  事前に以下の Peatix サイトより、お申込み下さい。
       https://tama-csi20201112.peatix.com/  

【定 員】  70 名(定員に達し次第、受付を締め切ります)
【主 催】  多摩大学社会的投資研究所
       グローバル・エンゲージメント・イニシアチブ(GEI)有志会
【その他】  キャンセルは前日までにお願いします。
【問合せ】  多摩大学社会的投資研究所  info@tama-csi.org 

【登壇者プロフィール】

基調講演者

渋沢健
シブサワ&カンパニー代表取締役、コモンズ投信会長

シブサワ・アンド・カンパニー株式会社代表取締役、コモンズ投信株式会社取締役会長。
複数の外資系金融機関でマーケット業務に携わり、 2001 年にシブサワ・アンド・カンパニー株式会社を創業し代表取締役に就任。 07 年にコモンズ株式会社(現コモンズ投信株式会社)を創業、 08 年に会長に就任。経済同友会幹事、 UNDP (国連開発計画) SDG Impact 運営委員会委員、東京大学社会連携本部シニアアドバイザー、等。著書に「渋沢栄一 100 の訓言」、「 SDGs 投資」、「渋沢栄一の折れない心をつくる 33 の教え」、他。

討論者

河口真理子
立教大学特任教授、不二製油グループ本社CEO補佐

大和総研 特別アドバイザーを兼任。一橋大学大学院修士課程修了(環境経済専攻)
 2020 年 3 月まで大和総研にて、サステナビリティの諸課題について、企業の立場(CSR),投資家の立場(ESF投資)、生活者の立場(エシカル消費)の分野で 20 年以上調査研究、提言活動を行う。現職では、サステナビリティの教育、および食品会社のエシカル経営にかかわる。著書「SDGsで『変わる経済』と『新たな暮らし』」 ( 生産性出版 ) など。

黒田由貴子
株式会社ピープルフォーカス・コンサルティング( PFC )創業者

株式会社ピープルフォーカス・コンサルティングを創業し、 1994 年から 2012 年まで代表取締役を務めた。組織開発やリーダーシップ開発に関する企業内研修やコンサルティングを展開。経営層向けにエグゼクティブコーチングも数多く手がける。フルブライト奨学生として米国ハーバードビジネススクール経営学修士号( MBA )を取得。 慶應義塾大学経済学部卒業。現在は、 CAC Holdings 、三井化学 、テルモ、セブン銀行の社外取締役に就任。また、難民支援や貧困層向け教育プログラム開発など、国際的人道問題に関連する活動も行っている。

佐々木清隆
一橋大学大学院 経営管理研究科 金融戦略・経営財務プログラム 客員教授

東京大学法学部卒業。 1983 年大蔵省(現財務省)入省。金融庁検査局審議官官、OECD 、 
IMF 、証券取引等監視委員会事務局長、総括審議官などを経て、 2018 年、初代総合政策局長に就任。 金融庁退官後は、一橋大学大学院で教鞭をとるかたわら、グローバル金融規制研究フォーラムを設立し、代表として金融規制改革の調査研究に取り組んでいる。 2020 年より多摩大学社会的投資研究所客員研究員を兼任。

堀内勉
多摩大学社会的投資研究所教授・副所長

東京大学法学部卒業。ハーバード大学法律大学院修士課程修了( LLM )。日本興業銀行、ゴールドマンサックス証券を経て、 2015 年まで森ビル取締役専務執行役員 CFO 。現在は、社会変革推進財団評議員、川村文化芸術振興財団理事など、多くの企業・ NPO ・財団の理事やアドバイザーを務める。著書に『ファイナンスの哲学』、『資本主義はどこに向かうのか』(編著)など。

モデレーター

小林立明
多摩大学社会的投資研究所研究員

国際交流基金、日本財団勤務、学習院大学准教授等を経て、 2020  年 4  月より現職。ペ ンシルバニア大学 NPO 指導者育成修士課程修了。 2012  年から 2013  年までジョンズ・ ホプキンス大学市民社会研究所国際フィランソロピー・フェロー。専門は、非営利組織 経営、グローバル・フィランソロピー、ソーシャル・ファイナンス、ソーシャル・イノ ベーション、社会的インパクト評価等。