グローバル社会課題解決における企業の役割とは?

グローバル社会課題解決

グローバル社会課題解決と企業の役割

環境、生態系、貧困、人権などといったグローバル社会課題に対して、今までにも増して企業の社会的責任が問われる時代となりました。これらの問題は、企業活動の結果起きていることでもあり、またこれらの問題が解決しないことには、企業活動の持続性が危ういからです。

同時に、社会課題解決に取り組むことで、事業の成功のヒントやきっかけを得ることができます。問題があるところに、ニーズがあり、それがビジネスの機会になりうるのです。2011年にマイケル・ボーター教授がCSV(Creating Shared Value=共有価値の創出)という概念を提唱しましたが、CSRからCSVという潮流が今、確実に起きています。

さらに、グローバル社会課題を解決しうるのは企業です。「援助から投資へ」というスローガンにも見られるように、企業が持てるノウハウ、人材、アイデアなどを活用すれば、NPOや公的機関、国際機関など以上に、世界をよりよい方向に変えることができます。