プロボノ

社会人が自らの専門知識や技能を生かして参加する社会貢献活動。ラテン語の「Pro bono publico(公益のために)」からきている。日本では、企業の社員や各分野の専門家が通常の仕事を続けながら、民間の非営利団体(NPO)、非政府組織(NGO)を支援する形で実践されている。

プロボノ活動の発祥の地はアメリカで、1908年、高額な裁判費用の支払うことができない社会的弱者を救済するために、全米法曹協会(ABA)は弁護士の倫理規範を採択し、低所得者への無償の法的サービスを開始したこときっかけで始まった

プロボノを支援する側は活動を通じて社会参加の機会を得られ、また自身のスキルアップも図れるという点から、世界中で社員にプロボノ参加を促す企業が増えてきている。