公益資本主義(ステークホルダー資本主義)

株主資本主義でも国家資本主義でもない第三の概念。

米国型の資本主義において、「会社は株主のものであり経営は企業価値・株主利益の最大化を目的とするべきである」とする考え方に対し、公益資本主義では「株主の利益のみを優先するのではなく顧客・取引先・地域社会などの利害関係者(ステークホルダー)全般への貢献を重視するべきである」という考え方をデフタ・パートナーズグループ会長の原丈人氏が提唱した。

2009年に日本能率協会グループが役員クラスを対象に行ったアンケートでは、 約83%の人が公益資本主義の考え方に共感しているという調査結果であった。
(出所:内閣府「目指すべき市場経済システムに関する報告」(2013)

出所:『21世紀の国富論