NPOにも持続可能な社会に貢献する責任があるという考え方。ISO（国際標準化機構）が2011年11月にISO26000を発行したことを契機に、企業だけではなく、NPOも含めたあらゆる組織の社会責任についての議論が広がっている。
議論の背景には、近年、環境破壊・貧困など世界の様々な社会的問題が深刻化しており、また、個々の組織の活動が社会に与える影響がますます大きくなってきたことがある。
社会的責任を果たすための７つの原則としては、説明責任、透明性、倫理的な行動：公平性、ステークホルダー、法の支配の尊重、国際行動規範の尊重、人権の尊重、が掲げられている。